●血統分析
父:キズナ
母:コナブリュワーズ(母父:キングカメハメハ)
父キズナはクラシックホースを出すにはパンチ不足が否めない実績が続いていたが、2024年にようやく皐月賞馬ジャスティンミラノを輩出。さらにはシックスペンス、ジューンテイクと次々に3歳で重賞馬を繰り出し名実ともに父の後継を継承している。
母は短距離型で条件戦を経て重賞戦線で活躍した馬。産駒もコナコーストが重賞2着はあるものの、近親にもこれといった活躍馬を排出していおらずやや活力不足は否めない。
そんな中、本馬は祖母アンブロワーズ以来の重賞勝ち馬となった。
母の産駒傾向や父キズナが活躍馬を出したと言っても距離延長を経るほど切れ味が鈍るタイプなので、やはり持って2000m前後がベストディスタンスではなかろうか。