ニュージランドトロフィー(G2)の血統傾向

過去5年の血統傾向

[過去5年の傾向]
ニュージーランドトロフィーはNHKマイルCの前哨戦として毎年注目される一戦ですが、ここ5年はサンデーサイレンス系とノーザンダンサー系のバランス配合が中心となっています。特に注目すべきは、サンデー系×ノーザンダンサー系の「逆配合」や、ノーザンダンサー系(欧州型)を母系に持つスピード型血統の台頭です。
また、キズナやエピファネイアといった近年活躍が目立つ中堅種牡馬の産駒が好走しており、「父系の勢い」に注目すべきレースに変化しつつあります。
スピードと瞬発力を兼ね備えた血統が有利な傾向が続いており、ノーザンダンサー系を母系に持つサンデーサイレンス系産駒の配合が安定して好成績。また、ロベルト系(エピファネイアなど)も流れに乗れれば好走可能で、トライアルらしい血統の多様性が見られるのも特徴です。


[好走血統]
・ノーザンダンサー系(特に母系に多い)
 → Exceed And Excel、Danehill Dancer、キングヘイローなどを母父に持つ馬が好走。
 → 2024年ライトバック(母父Exceed And Excel)、2020年オーロラフラッシュ(母父シングスピール)など。

・サンデーサイレンス系(王道)
 → キズナ、ディープインパクト、ダイワメジャー、シルバーステートなど多様なサンデー系が上位に。
 → スタミナよりもスピード重視のサンデー系(ミッキーアイル、ダイワメジャーなど)に注目。

・ミスタープロスペクター系(ドゥラメンテ・モーリスなど)
 → 2022年ウォーターナビレラ(父ドゥラメンテ)、2023年ベリアルアニマ(父モーリス)などが該当。
 → スピード持続力が要求されるレース展開にマッチ。

[ピックアップこの3頭]
◆ベイビーキッス
◆アドマイヤズーム ★2着!(1番人気)
◆プリティディーヴァ

出走馬 重賞適性チェッカー