マイラーズカップ(G2)の血統傾向

過去5年の血統傾向

[過去5年の傾向]
マイラーズカップは、かつてはディープインパクト系をはじめとするサンデーサイレンス系が主軸の構成でしたが、近年はそれに加えて、ミスタープロスペクター系の台頭が顕著です。特にルーラーシップ産駒(ソウルラッシュ)の活躍は3年連続出走で存在感を放っており、今やこのレースの象徴的血統の一つとなっています。
また、母父にサンデー系を持つミスプロ系種牡馬というバランス型配合がよく目立ち、マイラーとしての切れと持続力を兼ね備える背景が、勝ち負けに直結している傾向です。一方で、ノーザンダンサー系の種牡馬(Kingmanなど)も2023年に好走しており、スピード持続型の血統にも注目が集まりつつあります。

[好走血統]
・ミスタープロスペクター系(父ルーラーシップ、キングカメハメハ、ロードカナロアなど)
→ ソウルラッシュ、ケイデンスコール、ホウオウアマゾン、カイザーミノル、インディチャンプ など

・サンデーサイレンス系(ディープインパクト、キタサンブラック、ダイワメジャーなど)
→ セリフォス、ニホンピロキーフ、ファルコニア、アルジャンナ、インディチャンプ

・ノーザンダンサー系(特に海外血統との掛け合わせ)
→ シュネルマイスター(Kingman)、ヴァンドギャルド(Motivator)

・バランス型配合(父ミスプロ系×母父サンデー系など)
→ ソウルラッシュ(ルーラーシップ×マンハッタンカフェ)、ホウオウアマゾン(キングカメハメハ×アグネスタキオン)

[ピックアップこの3頭]
◆ニホンピロキーフ
◆ミスタージーティー
◆セオ

出走馬 重賞適性チェッカー